ヴィエ・ディ・ロマンス Vie Di Romans

ヴィエ・ディ・ロマンスは、白ワインの銘醸地フリウリの中でも飛びぬけて良質なワインを造ります。

ジャンフランコ・ガッロさんは祖父の代からとうもろこしや、小麦と一緒に
ブドウを栽培してきたこの畑を、18歳の若さで継ぐことになります。
家業をしっかりと守りながら、大学で醸造学を学び、地質に関して専門的な知識を取得します。
大学卒業後も、ブルゴーニュで醸造の修行を積み、バリックを使用した
インターナショナルなワインを生産し始めます。

仕上がったワインはとても洗練された、滑らかな口当たりで、味わいのバランスが取れたものです。
その仕上がりには収穫年を超えた質の安定と、品の良さが伺えます。
家系も関係していのでしょうか。イタリア最上の白ワインの造り手として知られる
シルヴィオ・イエルマンさんの甥に当たる彼のワインは、
イエルマンに負けない味わいを持っています。

また赤ワインの生産もしており、その味わいにも驚かされます。
フリウリは白ワインでは銘醸地としての地位を確立していますが、
赤ワインに関しては、ライトタイプのデイリーワインのイメージが抜けません。

ジャンフランコさんの畑に植えられたブドウの木は、1ヘクタールに6000本という高い密度です。
高密度で植えられたブドウの木は、大変な手間が掛かります。
そして、この味わいを生むために、通常よりブドウを遅摘みしているんです。
そこには、雨によってブドウが台無しになってしまうかもしれないリスクが伴います。
さらに、少人数で作業を進めるこのアジエンダでは、急な雨に対応することは出来ません。
毎年収穫に神経をすり減らしています。

大変な努力の結果、造り出される彼の赤ワインは、驚くほどに凝縮された味わいを持っています。
そしてこちらでも彼のセンスを感じることが出来、
とてもバランスの取れた、柔らかい印象のワインを造り上げています。

しかし、収穫年を超えて高いレベルを維持するのは、やはり人の努力と技術がなせる業です。
数年前までは小さなアジエンダで、ジャンフランコさんとお父さんの2人で事足りるものでしたが、
規模が拡大した現在、従業員の増員も余儀なくされています。
新しい従業員に、情熱を込めてワイン造りや、テイスティングの知識を伝える彼の姿には感銘を受けます。

規模の拡大に負けない品質の安定を保つヴィエ・ディ・ロマンスは、
今後ますますファンの信頼を獲得していくことでしょう。

  Vie Di Romansのワイン情報
ワイン名ブドウ品種熟成方法
Flors di Uis
フロールス・ディ・ウイス
リースリング
トカイ・フリウラーノ
シャルドネ
ステンレス
Chardonnay Vie di Romans
シャルドネ・ヴィエ・ディ・ロマンス
シャルドネ


バリック
Voos dai Ciamps
ヴース・ダイ・チャンプス
メルロ
カベルネ・ソーヴィニョン

バリック
Chardonnay Ciampagnis Vieris
シャルドネ・チャンパニス・ヴィエリス
シャルドネ


ステンレス
Piere Sauvignon
ピエレ・ソーヴィニョン
ソーヴィニョン


ステンレス
Pinot Grigio Dessimis
ピノ・グリージョ・デッシミス
ピノ・グリージョ


バリック
Vieris Sauvignon
ヴィエリス・ソーヴィニョン
ソーヴィニョン


バリック
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